2013年7月4日木曜日

【森屋ひろしよりメッセージです!】出陣を迎えて

 いよいよ今日から戦いが始まります。山梨県の参議院選挙で初めての、いや、全国でも珍しい7名という立候補者によって戦われる選挙となりました。

 私は、県議会議員となって14年間、ここ山梨を見てきました。時には、全国的な視点から、また、諸外国との比較の中で。それは、他の地域よりも自分のふるさと山梨をもっと良い地域にしたい。少なくとも地域のリーダーとしての政治や政治家が他と比べて劣っていたのではいけないという思いからでした。 
地方議会改革、いかに地方議会を機能させ、民意の反映された政治を実現するか取り組みました。医療分野の整備、山間地の多い地理的条件から医療環境に偏りがあり、全ての県民にとって同じサービスを提供したいとの思いから、他県よりも早くドクターヘリの導入を進めました。

今回、これまでの県議会議員としての経験を活かして参議院議員選挙に挑戦致します。バブル崩壊後の20年近く経過する中で、今までの小さな景気循環ではない大きな時代的転換を感じます。それは、少子高齢社会が本格化する中で日本の構造が変わりつつあること。さらには、IT化により世界が一つになりフラット化されつつあるということがあります。これまでの延長線上にわが国・日本の未来はないということです。新たな道筋を私達自身が創りだしていかなければならない時を迎えています。

私達、山梨県内を見ても、戦後、高度成長期を通じて集積されてきました製造業を中心とした産業構造は、製造拠点の海外への移転という形でその姿を変えて来ています。研究開発をはじめ最先端技術の可能性を伸ばし、医療や環境など競争力のある新しい分野への転換を図っていく必要があります。さらには、製造業に続く二番手、三番手の産業を支援し多角的な産業構造へと県内産業を作りあげていく必要があります。
しかし、財政力の弱い地方自治体である山梨は、どうしても国の支援が必要です。国も新しい時代へ向けて舵をきろうとしています。国のめざす新しい日本の姿をいち早く、ここ山梨で実現できるようがんばっていく必要があります。山梨での成功が日本全体の元気へと繋がっていくようにしなければなりません。


多くの立候補者が出た今回の選挙、国の大きな転換に私達のふるさと山梨が乗り遅れることのないよう、勝利に向けて全力で走り続けます。山梨での勝利が日本全体の元気印になれるようがんばってまいります。